富士しな

map:x138.7794y35.3657
関西で生まれ育った私としなもんは、富士山というものにとんと縁がありませんでした。
銭湯の壁にも富士山の絵はありませんでしたし、「富士」と名の付く地名も周囲の市町村にはありませんでした。
ところが東京に越してきたとたんに富士山の存在がじわじわせまってきてました。気付けば「あそこからは富士山が見える」「富士なんとか(地名)の町には誰々が住んでる」「今度の合宿は富士山の方面にしようか」「自転車で富士山に登るツアーをしたい」といった感じで、折にふれて「フジフジフジ」と聞こえてくるんです。
で、日曜日には我々も富士の五合目まで行ってきました(これもツール・ド・信州の下見)。それにしても富士山は圧倒的に大きいですね。あの辺のどこを走っても富士山がついてきて(当たり前ですが)あまりの存在感に威圧されて怖くなってしまいました。
樹海の話も色々聞くと怖いですし、「忍野」とか「人穴」とかいう地名もなんだか妙な想像してしまって恐ろしい。さらに自衛隊の基地がものものしく周囲をかためていて、なんだか異国の地みたい。
色々な本や書き物を読むと、富士山に大きな畏敬の念を抱いて、富士山を誇りに思っている人は多いようで、きっと近郊に住む人たちもそうなんだろうと思います。正直、富士になじまず暮らしてきた私としては、あんなふうに圧倒的なシンボルが自分を見下ろし続けるところには住みたくないなあ、と思いました。

で、生まれて始めて富士山の近く(五合目)に立ったしなもん

五合目なのに、商店街みたいな売店スペースがあってびっくり。

今日の体重は13.6kgでした

安定しています。